古今趣味集 又は 興好見聞録

映画などを中心に浅い知識の様々な趣味、たまに私の日常。
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伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう! 5月31日

菊池成孔
今回は菊地成孔の「先週あれ見たよ編」で1974年公開されたロバート・アルトマン監督作品の「ロング・グッドバイ」。粗筋はレイモンド・チャンドラー原作の大ベストセラー「長いお別れ」の映画化作品。探偵フィリップ・マーロウが主役のハードボイルドの世界観をアルトマンが大胆にアレンジを加えた作品に仕上がっているという。
伊集院の「困ったぞ。困った。」発言で始まった今回、彼の評価は如何に。

①アンチヒーロー像の決定
②ジョン・ウィリアムズの音楽
③成り上がった悪役がメジャーリーガー

伊集院が「見方間違えた」とまず発言、続けて「探偵モノだと決めてかかった。私は性格が糞真面目なんです。」と。それに対し菊地は「先々週言い忘れた事があった。単なる推理物として見ないでという事」と口惜しがっていました。
私が思うにこの時点で二つ「落とし穴」があります。一つは監督がアルトマンという事。アルトマンの作風がご存知の方なら、「なんちゃってハードボイルド」も有り得るという事を感じてみるでしょう。もう一つは伊集院の性格は本当に真面目・真正直なんです。疑いを知らないという事じゃない。何かもっと純なモノを彼は持っており、それはJUNK等のラジオ番組を聞いていれば自ずと判ります。

そして結論付ける伊集院。「この映画の見方は変な人が一杯いる。こっちでしょう。」菊地は漸く共鳴し「その通り、変な奴が西海岸には沢山いる。と言う話だよ」と。続けて「登場人物が何言いだすか判らない、事件の伏線等ないし、機械的にセリフを喋らない」等、徐々に意気投合。
しかし、これぞアルトマン映画の真骨頂だろうと思います。

そして話は影響を受けたであろう松田勇作の「探偵物語」に及び、「確かに本線とはずれた回があったよなぁと。小さい頃は納得いかなかったよなぁ」と伊集院。
更に菊地はリンチの「ブルー・ベルベット」「マルホランド・ドライブ」を持ち出す。本筋から外れる点では一緒だよと。それに対し伊集院はリンチファン。何故なら性格が真面目なので真面目に「変」なのが好き、「変」が判り易いと言う。
私は十分アルトマン作品の「変」も判り易いと思いますが、一言言わせて頂くとすればアルトマン映画に出てくる登場人物はリンチ映画のそれと違い「皆普通に真面目」。それが「変」だという風に私達の目に映るのは、逆に言えば私達の行動も他人から見れば「変」に映る事も有り得るという事、それは平たくいえば「個性」かな。その「変(個性)」をデフォルメして映画にする能力に長けているのがアルトマン監督なんです。
結論、面白い放送回でした。御馳走様。
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[ 2013/06/03 20:49 ] ラジオ 伊集院光 | TB(0) | CM(0)
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Author:てむてむ
映画などを中心に浅い知識の多様な趣味、というより興味を持っています。間違った知識もあろうかと…。

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