今回はゲスト爆笑問題・太田光の「週末これ借りよう編」でした。私は電気グルーヴの「これ見たよ編」だと思っていたので若干、拍子抜け。で、太田が選んだ作品は「真夜中のカーボーイ」。
ラジオを聞いてる方はご存じと思いますが爆笑問題が深夜に放送している「火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ」の題名の元になった映画です。爆笑問題というコンビは田中の意見は殆んど聞き入れられないという、太田が絶対のコンビです。テレビやラジオで彼らと接していれば何と無く判るでしょう。
以前ブログにも書きましたが、この「ボキャブラ世代のトップランナー」は私のお気に入りの芸人で、「火曜JUNK」は「おぎやはぎの木曜JUNK」と同様に聞き逃すことが出来ないモノとなっています。
但し、映画の話となると別です。太田はこの番組2回目の登場で、前回は「ジャイアンツ」を薦める。そう、ジェームス・ディーンのあれです。私は見た事が無いので何も語れませんが、太田が話していた見どころの一つに「ジェームス・ディーンの違和感を見てください。」と言うものがありました。私はその咄嗟に「違うでしょう」と思ったのです。ジェームス・ディーンの演技が下手すぎるのか、太田の意識が監督の意図とは別にあの繊細な眼差しを持つ男中心になってしまっているのではないか、と。これ以上は評論いたしませんが、私の映画の見方と異なるものを太田から感じてしまいました。
今回はジョン・シュレシンジャー監督の1969年公開作品。太田のこの映画の見所はダスティン・ホフマン押し。更にこの映画は「監督・俳優・スタッフ・時間・環境」などが完璧で最高な状態で揃った奇跡の作品と言う風にも形容しておりました。そう言われると見たくなりますね。
最後にアカデミー賞、決定いたしましたね。作品賞「アルゴ」で監督賞「アン・リー」ですか。監督賞に関しては以前ブログで書いた通り、知っている監督がスピルバーグ以外でアン・リーだけだったので応援すると言いましたが、WOWOW前夜祭で映像を見ると「ミヒャエル・ハネケ監督」と「ベン・ザイトリン監督」の作品が自然な人物描写でリアルな説得力があったので応援してたんです。だから、監督賞は…半分残念。
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