
今回は先々週のゲストで『三線級のゲスト』映画パーソナリティのコトブキツカサ。彼の推薦映画「マン・オン・ザ・ムーン」の「先週あれ見たよ編」です。初打席「イグジット~」で大ホームランを打ったコトブキ、二打席連続はあったのでしょうか。
第50回ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)受賞作品。1999年公開の米映画で監督はアカデミー監督賞を2回受章している巨匠ミロス・フォアマン。
35才でなくなった伝説のコメディアン、アンディ・カウフマンの伝記映画。テレビ界のタブーに挑み続け後進に多大な影響を与えた方の人生を描く。
①革新的なコメディアン「アンディ・カウフマン」の人生が判る
②アンディ・カウフマンが憑依した様なジム・キャリーの演技
③ラスト・シーンの解釈
冒頭、伊集院はためてためて小林アナに評価を振る。「理解が出来なかった。私はアメリカ人なんだけど彼のジョークが判らない」と正直な意見。この映画の見方間違えてますね。
さぁ、伊集院。「コトブキは推薦映画を考えすぎてウラ入っちゃったね。駄目だった。」と残念そう。小林と同じく、彼のネタについての面白さを考察する。
私が思うにこの映画の見方はそうじゃなくコトブキの言う通り「アンディ・カウフマンという超有名なコメディアンのドキュメンタリー」。
アンディ・カウフマンの面白さなんて伝わらなくても良いんです。アメリカ人は皆、彼の事を知ってるんです。
などと特々と伊集院に説明した結果、評価が一転しました。三回目、また来てくださいと言われ胸を撫で下ろしたコトブキツカサでありました。
私評:素晴らしい映画です。しかし、主人公の内面・外面の演出が特殊で鋭い感性を持ち合わせてないと感情移入が難しい。映画の世界に入り込めなくても楽しめるんですけどね。